LEXUS『RX』の全グレード、比較してみた!

SUV
画像引用元:LEXUS RX公式サイト

2025年2月27日に一部改良が発表されたLEXUSの高級クロスオーバーSUVの『RX』。

全グレードのスペックや装備を項目毎に比較して、購入を検討する際のポイントをまとめてみました!

ちなみに今回の一部改良の概要は以下のようになっています。

  • Always Onの思想に基づき、静粛性、乗心地やドライバビリティをさらに向上し質感の高い走りを実現
  • RX450h+/RX350hのAWD車にDynamic Rear Steering(DRS)を設定し、低速の取り回し性、高速での操縦安定性を向上
  • 室内イルミネーションの改良や、“F SPORT”でのホワイトの内装色追加により、ラグジュアリーな室内空間を演出
  • 12.3インチフル液晶メーターの全車標準設定など、より安全で快適な運転をサポートする装備の拡充
引用元:LEXUS ニュースルーム

価格、グレード展開

350350h450h+500h
F SPORTversion Lversion Lversion LF SPORT Performance
ガソリンFFDirect Shift-8AT
(電子制御8速AT)
¥6,680,000
AWD¥7,130,000¥7,090,000
HEVFF電気式無段変速機¥7,600,000
AWD¥8,110,000
Direct Shift-6AT
(電子制御6速AT)
¥9,030,000
PHEVAWD電気式無段変速機¥8,870,000

『RX』には、2.4Lターボエンジンを搭載した「350」、2.5Lエンジンに高出力モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用した「350h」、2.5Lエンジンに駆動用電池、高出力モーターを組み合わせたプラグインハイブリットシステムを採用した「450h+」、2.4Lターボエンジンに新開発のパフォーマンスハイブリットシステムを採用した「500h」分かれています。

そこからラグジュアリーなデザインに快適装備が充実した「version L」、スポーティなデザインに走行性能を高める専用チューニングが施された「F SPORT」、そして「F SPORT」からさらに外装の質感と走行性能を高めた「F SPORT Performance」に分かれています。

気になるポイントは以下となります。

  • 「F SPORT」はガソリンかつ駆動方式はAWDのみ
  • 「version L」のPHEVモデルの駆動方式はAWDのみ
  • 「F SPORT」のHEVモデルは「F SPORT Performance」のみ

人気の高い「F SPORT」ですが、今回の一部改良のタイミングでも残念ながらHEVモデルとなる「350h」への追加はなく、これまでと変わらずターボエンジンを搭載したガソリンモデルのみで、駆動方式はAWDのみとなっています。

価格については、同じガソリンモデルかつAWDの「F SPORT」と「version L」を比較すると4万円ほど「F SPORT」が高く、ガソリンモデルの「version L」のFFとAWDでは41万円ほどAWDが高くなっています。

HEVモデルの「version L」ではFFよりAWDのほうが51万円ほど高くなっていますが、これは今回の改良で「350h/450h+」の「version L」のAWDモデルにもステアリング操作で前輪だけでなく後輪も操作する「Dynamic Rear Steering(DRS)」が採用されたことによる価格差となっています。

エクステリアのデザイン、質感の比較

350「F SPORT」
350「F SPORT」
350「F SPORT」
350「F SPORT」
350/350h/450h+「version L
350/350h/450h+「version L
350/350h/450h+「version L
350/350h/450h+「version L
350/350h/450h+「version L
500h「F SPORT Performance
500h「F SPORT Performance
500h「F SPORT Performance
画像引用元:LEXUS RX
350350h450h+500h
F SPORTversion Lversion Lversion LF SPORT Performance
フロントグリル
“F SPORT Performance/F SPORT”専用グリル(メッシュタイプ)

通常デザイン

“F SPORT Performance/F SPORT”専用グリル(メッシュタイプ)
バンパー
“F SPORT”専用フロントバンパーサイドモール(高輝度シルバー)

通常デザイン

“F SPORT Performance”専用フロントロアバンパーモール(ボディ同色),フロントバンパーサイドモール(ピアノブラック)
サイドウインドウモール
メッキ

“F SPORT Performance”専用(ブラックステンレス)
ドアミラーカバー
“F SPORT”専用(ブラック)

ボディ同色

“F SPORT Performance”専用(ブラック)
サイドシル
樹脂

ボディ同色
ホイール
21インチ”F SPORT”専用アルミホイール(スーパーグロスブラックメタリック)

21インチアルミホイール(ダークグレーメタリック)

21インチアルミホイール(スーパーグロスブラックメタリック)

21インチアルミホイール(ダークグレーメタリック)

21インチアルミホイール(ダークグレーメタリック×切削光輝)

21インチ”F SPORT Performance”専用アルミホイール(マットブラック)
◎(¥110,000)
21インチ”F SPORT Performance”専用アルミホイール(ダークメタリック)
リアバンパー
“F SPORT”専用リアバンパーロア,リアバンパーモール(高輝度シルバー)

通常デザイン

“F SPORT Performance”専用リアバンパーロア(ボディ同色),リアバンパーモール(ピアノブラック)
ボディカラー
無償色:5色
◎(¥165,000)
有償色:2色

無償色:8色
◎(¥165,000)
有償色:1色

無償色:4色
◎(¥165,000)
有償色:2色
●:標準装備、○:設定あり、◎:メーカーオプションあり、△:ディーラーオプションあり、-:装備なし

気になるポイントは以下となります。

  • 「F SPORT」と「version L」で異なるエクステリアデザイン
  • 「F SPORT Performance」と「F SPORT」では一部パーツの質感が異なる
  • 「F SPORT Performance/F SPORT」と「version L」では選択できるボディカラーが異なる

エクステリアの印象ですが、これまでのLEXUS車の特徴でもあるスピンドルグリルではなく新型『RX』ではスピンドル形状がボディと一体化したスピンドルボディとなっており、こちらは賛否両論あるようですが、ラージサイズのボディは力強さと美しさを感じさせるデザインとなっていて、素直にカッコいいと思えるエクステリアとなっています。

エクステリアのデザインは「F SPORT」と「version L」で異なっており、専用のフロントバンパーやサイドモール、リアバンパーが「F SPORT」では専用デザインとなっていることで、スポーティな印象を与えています。

さらに、最上級グレードとなる「F SPORT Performance」ではフロントやリアのバンパー、サイドシルが樹脂パーツではなくボディ同色塗装となっており、通常の「F SPORT」ではシルバーやメッキとなっていた箇所がブラックとなっていることで、より上質で引き締まった印象を与えています。

ボディカラーではグレードによって選択できる色が異なっており、「F SPORT Performance/F SPORT」のみ選択できるボディカラーとしてホワイトノーヴァガラスフレイクとヒートブルーコントラストレイヤリングがあり、「version L」のみ選択できるボディカラーにはソニッククォーツとソニックチタニウム、それにテレーンカーキマイカメタリックの3色があります。

ホイールは全グレードで迫力のある21インチのアルミホイールとなっており、グレードによってホイールのデザインが異なりますが、今回の改良で「version L」では新たにダークグレーメタリック×切削光輝のホイールが選択できるようになっています。

インテリアのデザイン、質感の比較

350「F SPORT」/500h「F SPORT Poerfoemance」
内装色:ホワイト

オーナメントパネル:ダークスピンアルミ
350「F SPORT」/500h「F SPORT Poerfoemance」
内装色:ホワイト

オーナメントパネル:ダークスピンアルミ
350「F SPORT」/500h「F SPORT Poerfoemance」
内装色:ブラック
オーナメントパネル:ダークスピンアルミ
350「F SPORT」/500h「F SPORT Poerfoemance」
内装色:ブラック
オーナメントパネル:ダークスピンアルミ
350「F SPORT」/500h「F SPORT Poerfoemance」
内装色:ダークローズ
オーナメントパネル:ダークスピンアルミ
350「F SPORT」/500h「F SPORT Poerfoemance」
内装色:ダークローズ
オーナメントパネル:ダークスピンアルミ
350/350h/450h+「version L」
内装色:ソリスホワイト
オーナメントパネル:アッシュ
350/350h/450h+「version L」
内装色:ソリスホワイト
オーナメントパネル:アッシュ
350/350h/450h+「version L」
内装色:ソリスホワイト
オーナメントパネル:バンブー
350/350h/450h+「version L」
内装色:ソリスホワイト
オーナメントパネル:バンブー
350/350h/450h+「version L」
内装色:ブラック
オーナメントパネル:アッシュ
350/350h/450h+「version L」
内装色:ブラック
オーナメントパネル:アッシュ
350/350h/450h+「version L」
内装色:ブラック
オーナメントパネル:バンブー
350/350h/450h+「version L」
内装色:ブラック
オーナメントパネル:バンブー
350/350h/450h+「version L」
内装色:
ダークセピア
オーナメントパネル:アッシュ
350/350h/450h+「version L」
内装色:ダークセピア
オーナメントパネル:アッシュ
350/350h/450h+「version L」
内装色:ダークセピア
オーナメントパネル:バンブー
350/350h/450h+「version L」
内装色:ダークセピア
オーナメントパネル:バンブー
画像引用元:LEXUS RX
350350h450h+500h
F SPORTversion Lversion Lversion LF SPORT Performance
オーナメントパネル
ダークスピンアルミ

アッシュ/バンブー

ダークスピンアルミ
シート
“F SPORT Performance/F SPORT”専用本革×ウルトラスウェード(ダークローズ/ブラック/ホワイト)

セミアニリン本革(ダークセピア/ブラック/ソリスホワイト)

“F SPORT Performance/F SPORT”専用本革×ウルトラスウェード(ダークローズ/ブラック/ホワイト)
ステアリング
“F SPORT”専用ディンプル本革

本木目×本革

“F SPORT Performance”専用ディンプル本革
シフトノブ
“F SPORT Performance/F SPORT”専用ディンプル本革

本革

“F SPORT Performance/F SPORT”専用ディンプル本革
ペダルパッド
“F SPORT Performance/F SPORT”専用アルミ製スポーツペダル&フットレスト

“F SPORT Performance/F SPORT”専用アルミ製スポーツペダル&フットレスト
スカッフプレート
フロント
“F SPORT”ロゴ

フロント
“LEXUS”ロゴ

フロント
“F SPORT Performance”ロゴ

気になるポイントは以下となります。

  • 「F SPORT Performance/F SPORT」と「version L」でそれぞれ3種類の内装色を選択可能
  • version L」は2種類のオーナメントパネルを選択可能
  • 「F SPORT Performance/F SPORT」にはディンプル本革のステアリングホイールを採用

インテリアの印象ですが、ステアリングやシフトノブ、シートの素材に本革が採用されており、インパネやコンソールパネルにはアルミや本木目のパーツが使われていたりと、さすがLEXUSの高級SUVだけありパッと見ただけで上質だと分かる内装となっています。

インテリアカラーは「F SPORT Performance/F SPORT」と「version L」で選択できる色が異なっており、「F SPORT Performance/F SPORT」では今回の改良で新たに車内が明るい印象となるホワイトの内装色が選択できるようになっています。

「version L」で選択できるインテリアカラーは改良前から変更はありませんが、インパネやコンソールパネルなどに取り付けられているオーナメントパネルが、「F SPORT Performance/F SPORT」ではダークスピンアルミ一択となりますが、「version L」では木目に墨を施したアッシュと、落ち着いた色合いのバンブーの2種類から自分の好みに合ったものを選択できるようになっています。

また、「F SPORT Performance/F SPORT」と「version L」ではシートも異なっており、「version L」では厚みのあるクッション性の高いシートとなっているのに対して、「F SPORT Performance/F SPORT」ではどちらかといえば固めでホールド性の高いシートとなっています。

さらに、「F SPORT Performance/F SPORT」のステアリングはグリップ力が高まるディンプル加工が施されたものとなっており、操作性が高められています。

サイズ、重量、乗車定員、最小回転半径の比較

350350h450h+500h
F SPORTversion Lversion Lversion LF SPORT Performance
ボディサイズ全長4,890
全幅1,920
全高1,7051,700
ホイールベース2,850
車両重量AWD:1,950FF:1,870
AWD:1,950
FF:1,940
AWD:2,010
AWD:2,160AWD:2,100
乗車定員5
最小回転半径AWD:5.9FF:5.9
AWD:5.9
FF:5.9
AWD:5.5
AWD:5.5
※全長・全幅・全高・ホイールベース(mm)、車両重量(kg)、乗車定員(名)、最小回転半径(m)

気になるポイントは以下となります。

  • 一般的な立体駐車場に収まらないサイズ感
  • 「350h version L」と「450h+ version L」のAWD、「500h F SPORT Performance」はDRSにより最小回転半径が5.5m

ボディサイズを検討する際は、クルマを止める駐車場のサイズ制限を意識する必要があります。
その際にマンションなどの立体駐車場に止める場合は、最も多いサイズ制限として「全長5.0m以下×全幅1.85m以下×全高1.55m以下、車両総重量2,500kg以下」となっています。

ボディサイズですが、ガソリンモデルとその他モデルで全高が5mmだけ違うこと以外、全長と全幅は全グレードで共通となっており、国産車の中でもかなり大型となるサイズ感なので一般的な立体駐車場に駐めることは難しく、事前に駐車スペースのサイズ制限は意識しておく必要があります。

「価格、グレード展開」にも載せていますが、今回の改良で「500h F SPORT Performance」だけでなく「350h version L」と「450h+ version L」にもDRSが採用されたことで最小回転半径が5.5mとなっており、大型のボディサイズながら駐車時の取り回しの良さを感じられる旋回性能を有しています。

車両重量がグレードや駆動方式によって2.0tを超えるものがあり、2.0t以下とではクルマ購入時や車検時に支払いが発生する車両重量税が変わってくるので、気に留めておいたほうがいいでしょう。

燃費、動力性能、総排気量の比較

350350h450h+500h
F SPORTversion Lversion Lversion LF SPORT Performance
パワートレイン2.4L直列4気筒インタークーラー付ターボ2.5L直列4気筒ハイブリッド2.5L直列4気筒プラグインハイブリッド2.4L直列4気筒インタークーラー付ターボハイブリッド
燃費FF11.820.3
AWD11.218.714.3
EV航続可能距離86
燃料プレミアムガソリン
燃料タンク容量67655565
動力性能エンジン最大出力205[279]/6,000140[190]/6,000136[185]/6,000202[275]/6,000
最大トルク430[43.8]/1,700-3,600243[24.8]/4,300-4,500228[23.2]/3,600-3,700460[46.9]/2,000-3,000
モーター最大出力フロント:134[182]
リア(AWD):40[54]
フロント:134[182]
リア:40[54]
フロント:64[87]
リア:76[103]
最大トルクフロント:270[27.5]
リア(AWD):121[12.3]
フロント:270[27.5]
リア:121[12.3]
フロント:292[29.8]
リア:169[17.2]
総排気量2.3932.4872.393
※燃費(km/L:WLTCモード)、EV航続可能距離(km:WLTCモード)、最大出力(kW[PS]/rpm)、最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)、総排気量(L)

気になるポイントは以下となります。

  • 「500h F SPORT Performance」には高出力リアモーターを搭載した新開発ハイブリッドシステムを採用

最上級グレードとなる「500h F SPORT Performance」には、操縦安定性を高める四輪駆動システム「DIRECT4」の採用に加えて、リアに高出力モーターのeAxleを搭載した新開発のハイブリッドシステムを組み合わせており、レスポンスが高く力強い加速力と安定感のある走りを実現しています。

その分、通常のHEVの「350h」では燃費が18.7km/Lとなっているところ、「500h F SPORT Performance」はHEVモデルですが14.3km/Lとなっているので、燃費よりも走行性能を重視したモデルになっています。

ガソリンモデルの「350」とHEVモデルの「350h」では、約7~8km/Lほど「350h」のほうが燃費が良いですが、車両本体価格に100万円以上の差があることは意識しておいたほうがいいでしょう。

PHEVとなる「450h version L」は、「350h version L」のAWDと燃費は同等となっています。大容量のバッテリーを積んでいるということで燃料タンク容量が10Lほど少なくなっていますが、バッテリー満充電で86kmほどEV走行が可能となっています。

エクステリア関連装備の比較

350350h450h+500h
F SPORTversion Lversion Lversion LF SPORT Performance
フロントランプヘッドランプ
フルLED
オートライト
アダプティブハイビーム
デイライト
LED
コーナリングランプ
LED
フォグランプ
LED
リアランプリアコンビネーションランプ
フルLED
ハイマウントストップランプ
LED
フォグランプ◎(¥20,900)
LED
※寒冷地仕様に付属
ルーフパノラマルーフ◎(¥176,000)
電動シェード,電動チルト&スライド
サンルーフ◎(¥110,000)
手動シェード,電動チルト&スライド
ルーフレール◎(¥33,000)
“F SPORT Performance/F SPORT”専用(ブラック)
◎(¥33,000)◎(¥33,000)
“F SPORT Performance/F SPORT”専用(ブラック)
ドアミラー自動格納
リバース連動
自動防眩
ヒーター
フロントワイパー車速連動間欠
雨滴感知
●:標準装備、○:設定あり、◎:メーカーオプションあり、△:ディーラーオプションあり、-:装備なし
※装備/機能の説明については、「エクステリア関連の用語」をご覧ください。

気になるポイントは以下となります。

  • エクステリア関連装備ではグレード別の違いなし

エクステリア関連の装備ですが、全グレードで灯火類は全てフルLEDとなっており、フロントランプには先行車や対向車を検知してハイビームの照射範囲を変えるアダプティブハイビームを備えています。

さらに、後退時に駐車場の白線などが見えやすいようにドアミラーを下向きの角度に変えてくれるリバース連動機能や、フロントワイパーには車速だけでなく雨が降ってきた場合は雨量に応じでワイパーの動作速度を自動調整してくれる便利な機能も全グレードに設定されています。

メーカーオプションにはなりますが、ルーフには天井からの光取りや車内の換気が可能となる装備として天井の一部が開閉可能となるサンルーフか、全体が開閉可能となるパノラマルーフを装備することができるようになっています。

インテリア関連装備の比較

350350h450h+500h
F SPORTversion Lversion Lversion LF SPORT Performance
インパネメーターパネル
“F SPORT Performance/F SPORT”専用12.3インチマルチインフォメーションディスプレイ

12.3インチマルチインフォメーションディスプレイ

“F SPORT Performance/F SPORT”専用12.3インチマルチインフォメーションディスプレイ
ヘッドアップディスプレイ
センターディスプレイ
14インチ
ルーフサンバイザー
チケットホルダー,バニティミラー,照明付
ルームミラー自動防眩◎(¥-44,000)
デジタルミラー◎(¥44,000)
ステアリングチルトステアリング
電動,メモリ機能付
テレスコピックステアリング
電動,メモリ機能付
ステアリングヒーター
オート機能付
シートパワーシート
前席,メモリ機能付
(8way)

前席,メモリ機能付
(10way)

前席,メモリ機能付
(8way)
シートヒーター
前席,オート機能付
◎(◆1)
後席,オート機能付

前後席,オート機能付
シートベンチレーション
前席,オート機能付
◎(◆1)
後席,オート機能付

前後席,オート機能付
センターアームレスト
コンソールボックス一体型
リアセンターアームレスト
カップホルダー付
後席シートアレンジ
4:2:4分割可倒,リクライニング機能付(手動)
◎(◆1)
4:2:4分割可倒,リクライニング機能付(電動)

4:2:4分割可倒,リクライニング機能付(電動)
ラゲッジトノカバー
その他輻射ヒーター◎(◆1)
前席,オート機能付
◎(¥22,000)
前席,オート機能付
●:標準装備、○:設定あり、◎:メーカーオプションあり、△:ディーラーオプションあり、-:装備なし
※装備/機能の説明については、「インテリア関連の用語」をご覧ください。
◆1:セットオプション(¥121,000)に含む

気になるポイントは以下となります。

  • パワーシートが「F SPORT Performance/F SPORT」は8way、「versino L」は10way
  • 後席のシートヒーター、シートベンチレーションが「350」ではオプション装備
  • 後席シートのリクライニング機能が「350」では手動操作
  • 輻射ヒーターは全グレード装備可能

インテリア関連の装備ですが、今回の改良でメーターパネルは12.3インチのフル液晶モニターとなり、見栄えが良く一度に表示できる情報量も多いものになっています。

冬場にあると嬉しいステアリングのグリップ部分を温める機能を備えたステアリングヒーター、そして前席にはシートの座面を温めてくるシートヒーターや、逆に暑い夏場には熱を吸い込んでくれるシートベンチレーションといった快適装備が、全グレードで標準装備となっています。

さらに、各グレードの「version L」や「500h F SPORT Performance」には後席にもシートヒーターとシートベンチレーションが標準で装備されていますが、ガソリンモデルの「350」ではメーカーオプション装備となっています。

シートの快適装備といった面では、「version L」のみシートのランバーサポート機能の位置調整が前後だけでなく上下も可能となっており、ガソリンモデルの「350」以外は後席シートの背もたれのリクライニングがスイッチ操作による電動調整が可能となっています。

LEXUSでは現状だと『RX』のみの装備となっている前席の足元を温めてくれる輻射ヒーターは、全グレードにメーカーオプションとして用意されていますが、「350 F SPORT」では後席のシートヒーターやシートベンチレーション、そして電動リクライニング機能とセットになっています。

その他装備の比較

350350h450h+500h
F SPORTversion Lversion Lversion LF SPORT Performance
ドアパワーウインドウ
全席ワンタッチ式
パワーバックドア
ハンズフリ-機能,挟み込み防止機能,停止位置メモリー機能付
イージークローザー
バックドア
車速感応式ドアロック
ガラスUVカットガラス
全面
IRカットガラス
フロント
プライバシーガラス
リアドア,リアクォーター,バックドア
遮音ガラス
フロント,フロントドア,リアドア
サンシェード
リアドア(手動)
電源ワイヤレス充電◎(¥13,200)
USBソケット
前席:通信用type-A×1,充電用type-C×3
後席:充電用type-C×2
アクセサリーソケット
前席,荷室
AC電源
後席(100V・100W)

後席(100V・100W)
◎(¥45,100)
後席,荷室(100V・1500W)

後席,荷室(100V・1500W)
通信スマートキー
Apple CarPlay/Android Auto対応
コネクティッドサービス
ETC2.0
空調オートエアコン
トリプルゾ-ン
照明アンビエントライト
前席フロア,前後席ドアハンドル,フロントトレイ,インパネ,前席ドアトリム,前後席アームレスト

前席フロア,前後席ドアハンドル,フロントトレイ,インパネ,前席ドアトリム,前後席アームレスト,前席ドアポケット
カーテシランプ
フロントドア,リアドア
オーディオ標準スピーカー
12スピーカー
社外スピーカー
(マークレビンソン)
◎(¥279,400)
21スピーカー
運転ナビゲーションシステム
ドライブモードセレクト
パドルシフト
ブレーキホールド
その他パワーイージーアクセス
ステアリング,シート(運転席)
●:標準装備、○:設定あり、◎:メーカーオプションあり、△:ディーラーオプションあり、-:装備なし
※装備/機能の説明については、「その他装備関連の用語」をご覧ください。

気になるポイントは以下となります。

  • 前席ドアポケットのアンビエントライトが「350 F SPORT」のみ設定なし
  • AC電源(100V・1500W)は「450h+」と「500h F SPORT Performance」には標準装備

その他の装備ですが、全グレードで夜間に車内をオシャレに照らすアンビエントライトが備わっており、ステアリングや運転席のシート位置を乗り降りしやすい位置に自動調整してくれるパワーイージーアクセスといった高級車然とした装備が付いています。

但し、「350 F SPORT」のみ前席のドアポケットにアンビエントライトが付いていないという違いがあるので、覚えておいたほうがいいでしょう。

PHEVモデルの「450h+」や「500h F SPORT Performance」のAC電源は標準で100V・1500Wとなっているのに対して、ガソリンモデルの「350」や通常のHEVモデルとなる「350h」の標準は100V・100Wとなっていますが、「350h」はメーカーオプションで100V・1500Wに変更することが可能となっています。

今回の改良により、全グレード共通でリアドアにも遮音ガラスが採用されたことで、より静粛性が高められているのは嬉しいポイントですね。

安全装備、運転支援の比較

350350h450h+500h
F SPORTversion Lversion Lversion LF SPORT Performance
街中での走行時衝突軽減ブレーキ
交差点進入時車両検知アラート/衝突回避
緊急時操舵アシスト
二次被害軽減ブレーキ
道路標識認識
先行車発進検知アラート
プロアクティブドライビングアシスト
高速道路での走行時先行車追従/車速維持
先行車追従自動停止
停止保持機能付
車線維持支援
車線逸脱検知アラート/衝突回避
カーブ等速度抑制
後側方走行車両検知アラート
車線変更支援
ハンズオフ
0km/h~約40km/h
ドライバー異常時対応
駐車や発進/後退時踏み間違え抑制
前後方障害物衝突検知アラート/衝突回避
側方障害物衝突検知アラート/衝突回避
後退時後方左右接近車両検知アラート/衝突回避
自動駐車
リモート機能,メモリ機能付
視界の拡張360°モニター
床下透過表示機能付
その他ドライブレコーダー◎(¥42,900)
●:標準装備、○:設定あり、◎:メーカーオプションあり、△:ディーラーオプションあり、-:装備なし
※装備/機能の説明については、「安全装備、運転支援関連の用語」をご覧ください。

気になるポイントは以下となります。

  • 安全装備、運転支援ではグレード別の違いなし

『RX』は、安全装備、運転支援機能が最も充実した区分となる「サポカーSワイド※1」の対象車となっている、安全性の高いクルマとなっています。
※1:衝突軽減ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い急発進抑制装置、車線逸脱警報、先進ライト搭載

今回の改良により、駐車時にステアリングやペダルを自動操作してくれる自動駐車機能、自車前後方だけでなく側方の障害物の衝突回避も可能となる機能が追加される「Advanced Park(リモート機能付)」が、改良前の「350 F SPORT」ではオプション装備となっていたものが標準装備となっています。

運転支援では、高速道路で車速/車線維持や全車速追従が可能なクルーズコントロールだけでなく、40km/h以下であればステアリングを自動操作してくれる「Advanced Drive」が全グレードで標準装備となっています。

さらに、LEXUS/トヨタ独自の「プロアクティブドライビングアシスト[PDA]」といった、走行中に減速しないまま先行車に近づいたときや急なカーブでの自動減速や、走行車線内の前方に歩行者や自転車がいた場合に衝突しないようステアリングやブレーキ操作の支援を行ってくれる機能も全グレードで標準装備となっており、安全な運転をサポートしてくれます。

まとめ

以上を踏まえて、次のポイントが筆者が考える比較検討をする際の判断ポイントになります。

「350 F SPORT」を選ぶポイント

  • 「F SPORT」の見た目が好きで、最も低価格で購入したい
  • 装備よりも走行性能を重視したい

「350 version L」を選ぶポイント

  • 「version L」の見た目が好きで、最も低価格で購入したい
  • 走行性能よりも装備の充実度を重視したい

「350h version L」を選ぶポイント

  • 他のグレードより燃費が良いので、燃料代を抑えられる
  • DRSにより小回りが利くので、駐車時の取り回し性が高い ※AWDのみ

「450h+ version L」を選ぶポイント

  • 下位グレードではメーカーオプションとなっている装備や機能が全て標準で備わっている
  • 自宅や近隣に充電設備があり、常に充電できる環境であれば燃料代が安く済む
  • PHEVの特性を生かし、自宅への電力供給や、災害時の発電用利用できる
  • DRSにより小回りが利くので、駐車時の取り回し性が高い

「500h F SPORT Performance」を選ぶポイント

  • 下位グレードではメーカーオプションとなっている装備や機能が全て標準で備わっている
  • 通常の「F SPORT」より質感の高いエクステリアになっている
  • 新開発のパワートレインにより、上質痛快な走りが楽しめる
  • DRSにより小回りが利くので、駐車時の取り回し性が高い

以上、「LEXUS『RX』の全グレード、比較してみた!」でした。

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