LEXUS『LBX』の全グレード、比較してみた!

SUV
画像引用元:LEXUS LBX公式サイト

2024年10月31日に新グレード「Elegant」の追加が発表されたLEXUSのコンパクトSUV『LBX』。

ハイパフォーマンスモデルの「MORIZO RR」も含めた全グレードのスペックや装備を項目毎に比較して、購入を検討する際のポイントをまとめてみました!

価格、グレード展開

LBX MORIZO RRLBX
Bespoke BuildElegantCoolRelaxBespoke Build
ガソリンAWDAT¥6,500,000¥7,200,000
MT¥6,500,000¥7,200,000
HEVFFCVT¥4,200,000¥4,600,000¥4,600,000¥5,500,000
AWDCVT¥4,460,000¥4,860,000¥4,860,000¥5,760,000

『LBX』のグレードには、通常モデルと『LBX MORIZO RR』に分かれており、エクステリアのデザインや搭載されているパワートレインに大きな違いがあります。

通常の『LBX』には「Elegant「Cool」「Relax」「Bespoke Build」の3種類のグレードがあり、「Bespoke Build」は外装/内装をオーダーメイドのように選択することができます。

『LBX MORIZO RR』にも同様に「Bespoke Build」がありますが、こちらは発売当初に100台限定の抽選販売となっています。

気になるポイントは以下となります。

  • 『LBX』はHEVのみ
  • 『LBX MORIZO RR』はガソリンかつ駆動方式はAWDのみ
  • 『LBX MORIZO RR』にはMTの設定あり

同じ駆動方式で比較してみると、通常の『LBX』より『LBX MORIZO RR』のほうが140万円~200万円ほど高く、通常の『LBX』でFFとAWDを比較してみると、25万円ほどAWDが高い価格設定となっています。

通常の『LBX』ではATの選択しかありませんが、『LBX MORIZO RR』にはMTの設定があるので、クルマを意のままに操る楽しみを味わいたい方には魅力的なポイントですね。

エクステリアのデザイン、質感の比較

Cool
Cool
Relax
Relax
Elegant
Elegant
MORIZO RR
MORIZO RR
画像引用元:LEXUS LBX
LBX MORIZO RRLBX
Bespoke BuildElegantCoolRelaxBespoke Build
フロントグリル
専用グリル(枠:漆黒メッキ)

通常デザイン
バンパー
専用バンパー

樹脂(ブラック)

樹脂(ブラック)

シルバー塗装
サイドドアサッシュモール
ピアノブラック

メッキ
ドアミラーカバー
ブラック

ブラック
フェンダー
ボディ同色

樹脂(ブラック)
サイドシル
ボディ同色

樹脂(ブラック)
ホイール
19インチ専用鍛造アルミホイール(スーパーグロスブラックメタリック)

17インチアルミホイール(ミディアムグレーメタリック)

18インチアルミホイール(ダークプレミアムメタリック)

18インチアルミホイール(ダークグレーメタリック×切削光輝)

18インチアルミホイール(ダークプレミアムメタリック)

17インチアルミホイール(ミディアムグレーメタリック/シルバーメタリック)
18インチアルミホイール(ダークグレーメタリック×切削光輝/ダークプレミアムメタリック/ブラック/ブラックスパッタリング)
リアバンパー
専用バンパー

樹脂(ブラック)

樹脂(ブラック)

シルバー塗装
●:標準装備、○:設定あり、◎:メーカーオプションあり、△:ディーラーオプションあり、-:装備なし

気になるポイントは以下となります。

  • 『LBX』の「Cool」はバイトーンのボディカラー
  • 『LBX』の「Elegant」は17インチアルミホイールを標準装備
  • 『LBX MORIZO RR』はエクステリアが専用デザイン
  • 『LBX MORIZO RR』には19インチ鍛造アルミホイールを標準装備

通常の『LBX』のそれぞれの違いとしては、ホイールのサイズやデザインが異なっていることや、「Cool」のみボディカラーがバイトーンになっています。

『LBX MORIZO RR』は空力性能を向上させるため、フロント/リアが専用バンパーとなっています。また、通常の『LBX』では樹脂素材となっているフェンダーアーチモールがボディ同色に、ドアサッシュモールがピアノブラックに塗装され、見た目の質感が向上しています。

ホイールが通常の『LBX』は最大18インチのアルミホイールとなっていますが、『LBX MORIZO RR』には19インチかつ鍛造アルミホイールが標準装備となっており、より迫力のある見た目となっています。

インテリアのデザイン、質感の比較

Cool
(ブラック&ダークグレー)
Cool
(ブラック&ダークグレー)
Relax
(ブラック)
Relax
(ブラック)
Relax
(サドルタン)
Relax
(サドルタン)
Elegant
(ソリスホワイト)
Elegant
(ソリスホワイト)
Elegant
(モーヴ)
Elegant
(モーヴ)
MORIZO RR
(ブラック)
MORIZO RR
(ブラック)
画像引用元:LEXUS LBX
LBX MORIZO RRLBX
Bespoke BuildElegantCoolRelaxBespoke Build
インパネ
ウルトラスエード

ウルトラスエード/L tex

L tex

スエード調

L-tex

スエード調/L tex
センターアームレスト
ウルトラスエード(ブラック)

ウルトラスエード/L tex(ブラック/オーカ-/ソリスホワイト/ダークローズ)

L-tex(ソリスホワイト/モーヴ)

スエード調(ブラック×ダークグレー)

L-tex(ブラック/サドルタン)

スエード調/L tex(ブラック/オーカ-/ソリスホワイト/ダークローズ)
ドアトリム
ウルトラスエード(ブラック)

ウルトラスエード/L tex(ブラック/オーカ-/ソリスホワイト/ダークローズ)

L-tex(ソリスホワイト/モーヴ)

スエード調(ブラック×ダークグレー)

L-tex(ブラック/サドルタン)

スエード調/L tex(ブラック/オーカ-/ソリスホワイト/ダークローズ)
シート
専用本革(ブラック)

専用本革/ウルトラスエード(ブラック/オーカ-/ソリスホワイト/ダークローズ)

L-tex(ソリスホワイト/モーヴ)

セミアニリン本革×ウルトラスエード(ブラック×ダークグレー)

セミアニリン本革(ブラック/サドルタン)

セミアニリン本革/ウルトラスエード(ブラック/オーカ-/ソリスホワイト/ダークローズ)

L-AINILINE本革(ブラック/オーカ-/ソリスホワイト/ダークローズ)
ステアリング
ディンプル本革

L-tex

本革
シフトノブ
本革

L-tex

本革

気になるポイントは以下となります。

  • 『LBX MORIZO RR』はディンプル本革のステアリングホイール、専用本革シートにを採用
  • 「Elegant」と「Relax」は2色の内装から選択可能

『LBX MORIZO RR』のステアリングには、LEXUSの他のモデルのFスポーツグレードに採用されているディンプル本革かつグリップも太いものとなっているので、操作性が高められています。

また、通常の『LBX』と『LBX MORIZO RR』ではシート形状も異なっており、『LBX』には他のモデルのバージョンLのような厚みのあるシートとなっているのに対して、『LBX MORIZO RR』ではFスポーツのようなホールド性能が高いシートとなっています。

新たに追加された「Elegant」は、ステアリングやシートの素材が本革ではなくL-tex(合成皮革)となり価格が抑えられていますが、内装色に明るい印象を与えるソリスホワイトと、「Elegant」でしか設定されていないモーヴの2色から選択することができます。

「Relax」も2色の内装が用意されており、ブラックの他にオシャレな印象を与えるタンカラーを選択できるようになっています。

サイズ、重量、乗車定員、最小回転半径の比較

LBX MORIZO RRLBX
Bespoke BuildElegantCoolRelaxBespoke Build
ボディサイズ全長4,1904,190
全幅1,8401,825
全高1,5351,545
車両重量AT:1,470
MT:1,440
AT:1,480
MT:1,450
FF:1,300
AWD:1,380
FF:1,310
AWD:1,390
乗車定員55
最小回転半径5.45.2
※全長・全幅・全高(mm)、車両重量(kg)、乗車定員(名)、最小回転半径(m)

気になるポイントは以下となります。

  • 『LBX』より『LBX MORIZO RR』のほうが全幅が1.5cm長く、全高が1.0cm低い
  • 『LBX』より『LBX MORIZO RR』のほうが最小回転半径が0.2m長い

ボディサイズは『LBX MORIZO RR』のほうがワイド&ローとなっており、エクステリアのデザインも相まってよりスポーティな印象を与えています。

ボディサイズを検討する際は、クルマを止める駐車場のサイズ制限を意識する必要があります。
その際にマンションなどの立体駐車場に止める場合は、最も多いサイズ制限として「全長5.0m以下×全幅1.85m以下×全高1.55m以下、車両総重量2,500kg以下」となっています。

グレードによるサイズ差はありますが、全て一般的な立体駐車場に収まるサイズ感となっています。

最小回転半径は通常の『LBX』では5.2mとコンパクトサイズSUV同等となっていますが、『LBX MORIZO RR』では5.4mとミドルサイズSUV同等の旋回性能となっています。

車両重量は全グレードで1.0t~1.5tの間で収まっているため、クルマ購入時や車検時に支払いが発生する車両重量税は同額となります。

燃費、動力性能、総排気量の比較

LBX MORIZO RRLBX
Bespoke BuildElegantCoolRelaxBespoke Build
ガソリン燃費AWDAT10.7
MT12.5
燃料プレミアムガソリン
動力性能エンジン最大出力224[304]/6,500
最大トルク400[40.8]/3,250-4,600
総排気量1.618
HEV燃費FFCVT28.027.7
AWDCVT26.426.2
燃料レギュラーガソリン
動力性能エンジン最大出力67[91]/5,500
最大トルク120[12.2]/3,800-4,800
モーター最大出力フロント:69[94]
リア(AWD):5[6]
最大トルクフロント:185[18.9]
リア(AWD):52[5.3]
総排気量1.490
※燃費(km/L:WLTCモード)、最大出力(kW[PS]/rpm)、最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)、総排気量(L)

通常の『LBX』のFFとAWDの燃費差は1km/L程度となっており、『LBX MORIZO RR』のATとMTの燃費差は2km/L程度となっています。

さらに同じ駆動方式、トランスミッションで通常の『LBX』と『LBX MORIZO RR』を比較してみると、燃費差17km/L程度となっており、ガソリン車とHEV車の違いも相まって燃費には大きな差があります。

さらに、燃料が通常の『LBX』はレギュラーガソリンとなっていますが、『LBX MORIZO RR』はプレミアムガソリンとなっているので、ガソリン代も大きく変わってきますね。

エンジンは通常の『LBX』が直列三気筒で総排気量が約1.5Lであるのに対して、『LBX MORIZO RR』は直列三気筒ターボで総排気量が約1.6Lとより出力が高いものとなり、痛快な走りが楽しめるようになっています。

その分『LBX MORIZO RR』は総排気量が1.5Lを超えてしまっているので、通常の『LBX』より毎年の自動車税は高い税額になります。

エクステリア関連装備の比較

LBX MORIZO RRLBX
Bespoke BuildElegantCoolRelaxBespoke Build
フロントランプヘッドランプ
フルLED

フルLED
オートライト
アダプティブハイビーム
デイライト
コーナリングランプ
LED
フォグランプ
LED
リアランプリアコンビネーションランプ
フルLED

フルLED
ハイマウントストップランプ
LED

LED
フォグランプ◎(¥31,900)
LED
◎(¥28,600)
LED
ドアミラー自動格納
リバース連動
自動防眩
運転席側

運転席側
フロントワイパー車速連動間欠
雨滴感知
●:標準装備、○:設定あり、◎:メーカーオプションあり、△:ディーラーオプションあり、-:装備なし
※装備/機能の説明については、「エクステリア関連の用語」をご覧ください。

気になるポイントは以下となります。

  • コーナリングライト、フロントのLEDフォグランプが『LBX MORIZO RR』には設定なし

エクステリア関連の装備ですが、通常の『LBX』、『LBX MORIZO RR』とも灯火類は全てフルLEDとなっており、フロントランプには先行車や対向車を検知してハイビームの照射範囲を変えるアダプティブハイビームを備えています。

ただし、『LBX MORIZO RR』には悪天候時の前方視界の確保や周囲からの視認性の向上に繋がる前方のLEDフォグランプや、見通しの悪い交差点での視認性を確保するコーナリングランプといった安全性が高まる装備が付いていないといった違いがあります。

インテリア関連装備の比較

LBX MORIZO RRLBX
Bespoke BuildElegantCoolRelaxBespoke Build
インパネメーターパネル
12.3インチマルチインフォメーションディスプレイ

12.3インチマルチインフォメーションディスプレイ
ヘッドアップディスプレイ◎(¥55,000)
センターディスプレイ
9.8インチ

9.8インチ
ルーフサンバイザー
チケットホルダー,バニティミラー,照明付

チケットホルダー,バニティミラー,照明付
ルームミラー自動防眩
ステアリングチルトステアリング
手動

手動
テレスコピックステアリング
手動

手動
ステアリングヒーター
シートパワーシート
運転席

運転席
シートヒーター
前席

前席
センターアームレスト○(AT)
コンソールボックス一体型

コンソールボックス一体型
後席シートアレンジ
6:4分割可倒

6:4分割可倒
ラゲッジトノカバー
●:標準装備、○:設定あり、◎:メーカーオプションあり、△:ディーラーオプションあり、-:装備なし
※装備/機能の説明については、「インテリア関連の用語」をご覧ください。

気になるポイントは以下となります。

  • ヘッドアップディスプレイが「Elegant」「Cool」「Relax」はオプション装備

インテリア関連の装備ですが、メーターパネルは12.3インチのフル液晶モニターと見栄えが良く一度に表示できる情報量も多いものになっています。

冬場にあると嬉しいステアリングのグリップ部分を温める機能を備えたステアリングヒーターやシートの座面を温めてくるシートヒーターといった快適装備も、全グレードで標準装備となっています。

グレードによるインテリア関連の装備に大きな違いはないですが、「Elegant」「Cool」「Relax」にはフロントガラスに速度や運転支援情報などを投影してくれるヘッドアップディスプレイが標準では装備されておらず、欲しい場合はメーカーオプションで追加する必要があります。

その他装備の比較

LBX MORIZO RRLBX
Bespoke BuildElegantCoolRelaxBespoke Build
ドアパワーウインドウ
全席ワンタッチ式

全席ワンタッチ式
パワーバックドア
車速感応式ドアロック
ガラスUVカットガラス
全面

全面
IRカットガラス
フロントドア

フロントドア
プライバシーガラス
リアドア,バックドア

リアドア,バックドア
電源ワイヤレス充電◎(¥13,200)
USBソケット
前席(AT):通信用type-C×1,充電用type-C×2
前席(MT):通信用type-C×1,充電用type-C×1
後席:充電用type-C×2

前席:通信用type-C×1,充電用type-C×2
後席:充電用type-C×2
アクセサリーソケット
前席(AT),後席(MT),荷室

前席,荷室

前席
AC電源◎(¥45,100)
通信スマートキー
Apple CarPlay/Android Auto対応
コネクティッドサービス
ETC2.0
空調オートエアコン
デュアルゾ-ン

デュアルゾ-ン
照明アンビエントライト
コンソールトレイ,ドアトリム,前席フロア

コンソールトレイ,ドアトリム,前席フロア
オーディオ標準スピーカー
6スピーカー

6スピーカー
社外スピーカー
(マークレビンソン)
◎(¥257,400)
13スピーカー

13スピーカー
◎(¥251,900)
13スピーカー

13スピーカー
運転ナビゲーションシステム
ドライブモードセレクト〇(AT)
EVモード
パドルシフト〇(AT)
ブレーキホールド〇(AT)
その他パワーイージーアクセス
運転席

運転席
●:標準装備、○:設定あり、◎:メーカーオプションあり、△:ディーラーオプションあり、-:装備なし
※装備/機能の説明については、「その他装備関連の用語」をご覧ください。

気になるポイントは以下となります。

  • AC電源が『LBX MORIZO RR』には設定なし
  • ドライブモードセレクトが通常の『LBX』には設定なし
  • パドルシフトが「Elegant」には設定なし

その他の装備ですが、全グレードに夜間に車内をオシャレに照らすアンビエントライトが備わっており、運転席にはシート位置を乗り降りしやすい位置に自動調整してくれるパワーイージーアクセスといった高級車然とした装備が付いています。

『LBX MORIZO RR』にはAC電源がオプションでも設定がありませんが、どちらかといえば走りを楽しむクルマだと思うので、なくても気にする方は少ないのではないでしょうか。

通常の『LBX』にはドライブモードセレクトがなくECOモードしかありませんでしたが、『LBX MORIZO RR』のATではドライブモードセレクトが追加されSPORTモードへ切替ができるようになったので、走行中に走りの味付けを変えられるのは運転が楽しくなるポイントですね。

運転が楽しくなるポイントとしては、『LBX』にはステアリングを握った状態で任意でギアの変則が可能となるパドルシフトが用意されていますが、新たに追加された「Elegant」には価格が抑えられている分パドルシフトの設定がなくなっています。

安全装備、運転支援の比較

LBX MORIZO RRLBX
Bespoke BuildElegantCoolRelaxBespoke Build
街中での走行時衝突軽減ブレーキ
交差点進入時衝突回避◎(◆1)
車線逸脱回避
緊急時操舵アシスト◎(◆1)
二次被害軽減ブレーキ〇(AT)
道路標識認識
先行車発進検知アラート
プロアクティブドライビングアシスト〇(AT)
高速道路での走行時先行車追従/車速維持
先行車追従自動停止〇(AT)
車線維持支援
後側方走行車両検知アラート
車線変更支援◎(◆1)
ハンズオフ◎(◆1)
ドライバー異常時対応〇(AT)
駐車や発進/後退時踏み間違え抑制〇(AT)
前後方障害物衝突回避
側方障害物衝突回避◎(◆2)
後退時後方左右車両衝突回避
自動駐車◎(◆2)
視界の拡張360°モニター
その他ITS Connect
ドライブレコーダー◎(¥42,900)◎(¥42,900)
●:標準装備、○:設定あり、◎:メーカーオプションあり、△:ディーラーオプションあり、-:装備なし
◆1:セットオプション(¥90,200)に含む
◆2:セットオプション(¥48,400)に含む
※装備/機能の説明については、「安全装備、運転支援関連の用語」をご覧ください。

気になるポイントは以下となります。

  • Advanced Drive(ハンズオフ)が『LBX MORIZO RR』には設定なし
  • Advanced Park(自動駐車、側方障害物衝突回避)が『LBX MORIZO RR』は設定なし
  • 交差点進入時衝突回避、緊急時操舵アシスト、車線変更支援、コーナリングライト、LEDフォグランプ(フロント)が『LBX MORIZO RR』には設定なし

『LBX』は、安全装備、運転支援機能が最も充実した区分となる「サポカーSワイド※1」の対象車となっている、安全性の高いクルマとなっています。
※1:衝突軽減ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い急発進抑制装置、車線逸脱警報、先進ライト搭載

安全装備、運転支援の装備では、『LBX MORIZO RR』に設定されていないものが多く、高速道路で40km/h以下であればステアリングを自動操作してくれる「Advanced Drive」や、駐車時にステアリングやペダルを自動操作してくれる自動駐車機能、自車前後方だけでなく側方の障害物の衝突回避も可能となる機能が追加される「Advanced Park」がオプションでも追加ができません。

さらに、見通しの悪い交差点で左右から接近する車両を検知する機能や、走行中に前方を歩く歩行者などを検知して回避操作を支援してくれる機能、自動操作で車線変更してくれる機能がないなど、通常の『LBX』と比べて高額となっていますが、安全装備、運転支援装備では大きく劣ってしまっている印象です。

まとめ

以上を踏まえて、次のポイントが筆者が考える比較検討をする際の判断ポイントになります。

『LBX』を選ぶポイント

  • 「MORIZO RR」より140万円~200万円程度安い
  • 「MORIZO RR」より圧倒的に燃費が良くレギュラーガソリン、かつ総排気量も1.5L以下なので維持費を抑えられる
  • 「MORIZO RR」より安全装備、運転支援が充実している

「Elegant」を選ぶポイント

  • 必要十分な装備が付いており、最も初期費用を抑えられる
  • 明るい印象を与えるソリスホワイトの内装と、「Elegant」のみ設定されているモーヴの内装を選択可能

「Cool」を選ぶポイント

  • バイトーンのボディカラーを選択可能

「Rerax」を選ぶポイント

  • 落ち着いた印象のブラックの内容の他に、お洒落で高級感のあるサドルタンの内装を選択可能

「Bespoke Build」を選ぶポイント

  • ボディやシートなど「Bespoke Build」でしか選択できないカラーや素材があり、そのほかステッチの色やパターンなど複数の選択肢から自分好みのLBXにできる

『LBX MORIZO RR』を選ぶポイント

  • LBXよりボディ剛性やエンジン出力が上がっており、よりスポーティな運転を楽しめる(MTも選択できる)
  • 専用のフロント/リアバンパーや大口径マフラー、19インチホイールを装備し、「LBX」より迫力のある見た目となっている

「Bespoke Build」を選ぶポイント

  • ボディやシートなど「Bespoke Build」でしか選択できないカラーや素材があり、そのほかステッチの色やパターンなど複数の選択肢から自分好みのLBXにできる

以上、「LEXUS『LBX』の各グレード、比較してみた!」でした。

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