2024年12月19日に、新グレード「AUTECH SPORTS SPEC」の追加が発表された日産『ノート オーラ』。
通常モデルも含めた全グレードのスペックや装備を項目毎に比較して、購入の決め手となるポイントをまとめてみました!
※ベース車両となる日産『ノート』との比較は、別記事「日産『ノート』と『ノート オーラ』、比較してみた!」をご覧ください。
※ベース車両となる日産『ノート』のグレード別の比較は、別記事「日産『ノート』の全グレード、比較してみた!」をご覧ください。
目次
価格、グレード展開
G | G leather edition | 90周年記念車 | AUTECH | AUTECH SPORTS SPEC | NISMO | NISMO tuned | |||
HEV | FF | CVT | ¥2,779,700 | ¥2,869,900 | ¥2,889,700 | ¥3,050,300 | ¥3,198,800 | ¥3,072,300 | – |
AWD | CVT | ¥3,061,300 | ¥3,151,500 | ¥3,171,300 | ¥3,331,900 | – | – | ¥3,473,800 |
『ノート オーラ』のグレードには、通常モデルの「G」、シートの素材が本革となる「G leather edition」、日産自動車創立90周年記念に発売された「90周年記念車」、エクステリアやインテリアに海のイメージを取り入れた専用装備に変更された「AUTECH」、「AUTECH」にスポーティな走りとなる専用装備やチューニングが施された「AUTECH SPORTS SPEC」、空力性能を向上させたエクステリアデザインとなった「NISMO」、そして「NISMO」の走行性能を向上させたAWDモデル「NISMO tuned」に分かれています。
気になるポイントは以下となります。
- 「AUTECH SPORTS SPEC」の駆動方式はFFのみ
- 「NISMO」の駆動方式はFF、「NISMO tuned」はAWD
パワートレインは全グレードでHEVのみとなっており、大半のグレードで駆動方式にFFとAWD両方の設定がありますが、新たに追加された「AUTECH SPORTS SPEC」はスポーティな走りが楽しめるモデルですがFFの設定しかないので、雪道などの悪路も走ることが多い人にとっては少し残念なポイント。
また、「NISMO」には駆動方式がFFのモデルと、リヤモーター出力やトルクの向上などの専用チューニングが施され、エクステリアやインテリアの一部パーツが異なるAWDモデルの「NISMO tuned」に分かれています。
同じ駆動方式で価格を比較してみると、一番低い「G」と一番高い「NISMO tuned」では、40万円ほどの価格差となっています。
エクステリアのデザイン、質感の比較
画像引用元:日産 ノート オーラG/G leather edition G/G leather edition 90周年記念車 90周年記念車 AUTECH AUTECH AUTECH SPORTS SPEC AUTECH SPORTS SPEC NISMO NISMO NISMO tuned NISMO tuned
G | G leather edition | 90周年記念車 | AUTECH | AUTECH SPORTS SPEC | NISMO | NISMO tuned | ||
フロント | グリル | ● 通常デザイン | ● カッパーフィニッシャー | ● AUTECH専用(ダ-クメタルグレー) | ● NISMO専用 | |||
バンパー | ● 通常デザイン | ● AUTECH専用(メタル調) | ● NISMO専用 | |||||
サイド | ピラー | ● ブラック | ||||||
ドアサッシュモール | ● ブラック | |||||||
ドアミラーカバー | ● ボディ同色 | ● ブラック(カッパーストライプ) | ● AUTECH専用(メタル調) | ● レッド | ||||
サイドシル | ● 通常デザイン | ● AUTECH専用(メタル調) | ● NISMO専用 | |||||
ホイール | ● 17インチアルミホイール | ● 90周年記念車専用17インチアルミホイール(ブラック) | ● AUTECH専用17インチアルミホイール | ● NISMO専用17インチアルミホイール | ● NISMO tuned専用17インチアルミホイール | |||
リア | バンパー | ● 通常デザイン | ● AUTECH専用(メタル調) | ● NISMO専用 | ||||
スポイラー | ● ブラック | ● AUTECH専用 | ● NISMO専用 |
◆1:セットオプション(¥25,300)に含む
◆2:セットオプション(¥80,300)に含む
◆3:セットオプション(¥421,300)に含む
◆4:セットオプション(¥63,800)に含む
◆5:セットオプション(¥809,600)に含む
気になるポイントは以下となります。
- 「90周年記念車」は外装の一部にカッパー(銅)カラーを使用
- 「AUTECH」や「NISMO」は、専用エクステリアデザインとなるパーツを装備
- 「AUTECH SPORTS SPEC」は通常の「AUTECH」にはない専用ルーフスポイラーを装備
- 「NISMO tuned」は通常の「NISMO」とは異なる意匠のホイールを採用
エクステリアの印象ですが、2024年6月のマイナーチェンジにより、日産車の特徴であるVモーショングリルがヘッドランプの下まで広がるようなデザインとなっており、またヘッドランプ下にアクセントが施されたことで、フロントから見た際の存在感が引き立てられています。
「90周年記念車」のデザインは「G」「G leather edition」と同じになりますが、外装の一部にカッパー(銅)カラーのアクセントが加わっており、記念車らしい特別感のある見た目になっています。
「AUTECH」「AUTECH SPORTS SPEC」には、海面をモチーフにしたグリルや白波を表現したメタル調のプロテクターなどが装備された海をイメージした専用のエクステリアデザインとなっており、さらに「AUTECH SPORTS SPEC」には空力性能を高める専用の大型ルーフスポイラーが装備されているるといった違いがあります。
「NISMO」「NISMO tuned」には、空力性能を高めるパーツが装備された専用のエクステリアデザインとなっており、さらに「NISMO tuned」では駆動方式がAWDとなったことにより増加した車両重量を抑えるべく、軽量化した専用ホイールが装備されており、またディーラーオプションでボンネット上に追加できるデカールのデザインが異なるといった差別化がされています。
インテリアのデザイン、質感の比較
画像引用元:日産 ノート オーラG
(ブラック)G
(ワイマラナー)G leather edition
(ブラック)G leather edition
(エアリーグレー)90周年記念車
(ブラック)AUTECH/AUTECH SPORTS SPEC
(ブラック)NISMO/NISMO tuned
(ブラック)
G | G leather edition | 90周年記念車 | AUTECH | AUTECH SPORTS SPEC | NISMO | NISMO tuned | |
インパネ | ● ①ツイード調織物×合成皮革(ブラック)×木目調 ②ツイード調織物×合成皮革(ワイマラナー)×木目調 | ● ①ツイード調織物×合成皮革(ブラック)×木目調 ②ツイード調織物×合成皮革(エアリーグレー)×木目調 | ● ツイード調織物×合成皮革(ブラック)×木目調 | ● AUTECH専用合成皮革(ブラック)×ダークウッド調 | ● NISMO専用合成皮革(ブラック)×レッドカーボン調 | ||
センターコンソールパネル | ● 木目調 | ● AUTECH専用ダークウッド調 | ● NISMO専用レッドカーボン調 | ||||
センターアームレスト | ● ①ツイード調織物(ブラック) ②ツイード調織物(ワイマラナー) | ● ①ツイード調織物(ブラック) ②ツイード調織物(エアリーグレー) | ● ツイード調織物(ブラック) | ● AUTECH専用合成皮革(ブラック) | ● NISMO専用合成皮革(ブラック) | ||
ドアトリム | ● ①ツイード調織物(ブラック) ②ツイード調織物(ワイマラナー) | ● ①ツイード調織物(ブラック) ②ツイード調織物(エアリーグレー) | ● ツイード調織物(ブラック) | ● AUTECH専用合成皮革(ブラック) | ● NISMO専用合成皮革(ブラック) | ||
インナードアハンドル | ● メッキ | ||||||
シート | ● ①ジャカード織物×合成皮革(ブラック) ②ジャカード織物×合成皮革(ワイマラナー) | ● ①本革(ブラック) ②本革(エアリーグレー) | ● 90周年記念車専用合成皮革(ブラック) | ● AUTECH専用本革(ブラック) | ● NISMO専用ファブリック×合成皮革(ブラック) ◎(◆5) NISMO専用本革×アルカンターラ(RECARO製スッポーツシート) | ||
ステアリング | ● 本革 | ● AUTECH専用本革(ブラック) | ● NISMO専用本革×アルカンターラ | ● NISMO専用本革 | |||
シフトノブ | ● ピアノブラック調 |
◆1:セットオプション(¥25,300)に含む
◆2:セットオプション(¥80,300)に含む
◆3:セットオプション(¥421,300)に含む
◆4:セットオプション(¥63,800)に含む
◆5:セットオプション(¥809,600)に含む
気になるポイントは以下となります。
- 「G」はブラックとワイマラナー(グレー系)の2色の内装から選択可能
- 「G leather edition」はブラックとエアリーグレーの2色の内装から選択可能
- 「90周年記念車」には専用本革シートを採用
- 「AUTECH」や「NISMO」にはインテリア各部に専用装備あり
- 「NISMO」と「NISMO tuned」ではステアリングの素材が異なる
- 「NISMO」「NISMO tuned」には標準の専用シートのほかに、RECARO製スポーツシートを選択可能
インテリアの印象ですが、インパネやコンソールパネルが木目調やカーボン調となっており、コンパクトカーでありながら高級感のある内装となっています。
「G」にはブラックとワイマラナー(グレー系)、「G leather edition」にはブラックとエアリーグレーの内装が用意されており、好みの内装色を選択できるようになっています。また、「G leather edition」はシートが本革となり、質感が向上しています。
「90周年記念車」のインテリアは「G」のブラックの内装とほぼ同じですが、シートが特別感のある90周年記念のタグが付いた専用本革シートになっています。
「AUTECH」「AUTECH SPORTS SPEC」はブラックを基調に随所に青いステッチが施された、高級感のある専用の内装となっています。
「NISMO」「NISMO tuned」はブラックを基調に、シートベルトやステッチなどがレッドとなっており、一部カーボン調のパーツが使われているなど、スポーティさが際立つ内装になっています。また、「NISMO tuned」では本革とアルカンターラを組み合わせた専用ステアリングになるといった違いがあります。
さらに、「NISMO」「NISMO tuned」にはディーラーオプションで専用チューニングされたRECARO製スポーツシートが用意されており、よりホールド性の高いシートに変更することができます。ただし、スポーツシートに変更した場合は、メーカーオプションのBOSEのヘッドレストスピーカーが付かなくなるので、その点は注意が必要です。
サイズ、重量、乗車定員、最小回転半径の比較
G | G leather edition | 90周年記念車 | AUTECH | AUTECH SPORTS SPEC | NISMO | NISMO tuned | ||
ボディサイズ | 全長 | 4,045 | 4,085 | 4,120 | ||||
全幅 | 1,735 | |||||||
全高 | 1,525 | 1,505 | ||||||
ホイールベース | 2,580 | |||||||
車両重量 | FF:1,270 AWD:1,380 | FF:1,290 | FF:1,280 | AWD:1,390 | ||||
乗車定員 | 5 | |||||||
最小回転半径 | 5.2 |
気になるポイントは以下となります。
- グレードによって全長や全高が異なる
全幅は全グレード共通となっていますが、エクステリアの装備の違いにより、全長は「G」と比較して「AUTECH」「AUTECH SPORTS SPEC」は4.0cm長く、「NISMO」「NISMO tuned」は7.5cmも長くなっています。
「NISMO」「NISMO tuned」が他のグレードに比べて全高が下げられており、走りを重視したグレードだけあって、より低重心化が図られています。
ボディサイズを検討する際は、クルマを止める駐車場のサイズや重量制限を意識する必要があります。
その際にマンションなどの立体駐車場に止める場合は、最も多いサイズ制限として「全長5.0m以下×全幅1.85m以下×全高1.55m以下、車両総重量2,500kg以下」となっています。
グレードによるサイズ差はありますが、全て一般的な立体駐車場に収まる取り回しの良いサイズ感となっています。
車両重量は全グレードで1.0t~1.5tの間で収まっているため、クルマ購入時や車検時に支払いが発生する車両重量税は同額となります。
燃費、動力性能、総排気量の比較
G | G leather edition | 90周年記念車 | AUTECH | AUTECH SPORTS SPEC | NISMO | NISMO tuned | |||
パワートレイン | 直列3気筒ガソリンエンジン+ハイブリッドシステム(e-POWER) | ||||||||
燃費 | FF | CVT | 27.2 | 未公開 | 23.3 | – | |||
AWD | CVT | 22.7 | 未公開 | – | – | 未公開 | |||
燃料 | レギュラーガソリン | ||||||||
燃料タンク容量 | 36 | ||||||||
動力性能 | エンジン | 最大出力 | 60[82]/6,000 | ||||||
最大トルク | 103[10.5]/4,800 | ||||||||
モーター | 最大出力 | フロント:100[136]/3,183-8,500 リア(AWD):50[68]/4,775-10,024 | フロント:100[136]/3,183-8,500 | フロント:100[136]/3,183-8,500 | フロント:100[136]/3,183-8,500 リア:60[82]/3,820-10,024 | ||||
最大トルク | フロント:300[30.6]/0-3,183 リア(AWD):100[10.2]/0-4,775 | フロント:300[30.6]/0-3,183 | フロント:300[30.6]/0-3,183 | フロント:300[30.6]/0-3,183 リア:150[15.3]/0-3,820 | |||||
総排気量 | 1.198 |
気になるポイントは以下となります。
- 「NISMO」とその他のグレードでは燃費性能が大きく異なる
- 「AUTECH SPORTS SPEC」には走行性能を高めるチューニングや専用装備を追加
- 「NISMO tuned」ではリアモーターの出力やトルクを向上
同じFFの駆動方式で燃費性能を比較してみると、「G」「G leather edition」「90周年記念車」は27.2km/L、「NISMO」は23.3km/Lと燃費差は4km/Lほどとなっています。
「AUTECH」「AUTECH SPORTS SPEC」の燃費は非公開となっていますが、「G」「G leather edition」「90周年記念車」と車両重量や動力性能は変わらないので、ほぼ同程度の燃費と考えられます。
「NISMO tuned」も燃費非公開となっていますが、FFとなっている「NISMO」の燃費から他のグレードのFFとAWDの燃費差と同等と考えると、18km/L程度になるでしょうか。
「AUTECH SPORTS SPEC」は通常の「AUTECH」とは異なり、電動パワーステアリングなどに専用のチューニングが施され、「AUTECH」にはない車体剛性を高めるパフォーマンスダンパーや専用のサスペンションが装備され、より走りが楽しめるようになっています。
「NISMO tuned」は、他のグレードのAWDのリアモーターよりも出力やトルクを向上させており、瞬発力のある加速性能を実現するための専用チューニングが施され、より爽快な走りが楽しめるようになっています。
ちなみに総排気量は全グレードで変わらないので、毎年の自動車税は同額となります。
エクステリア関連装備の比較
G | G leather edition | 90周年記念車 | AUTECH | AUTECH SPORTS SPEC | NISMO | NISMO tuned | ||
フロントランプ | ヘッドランプ | ● LED | ||||||
オートライト | ● | |||||||
アダプティブハイビーム | ● | |||||||
フォグランプ | ● LED | |||||||
リアランプ | リアコンビネーションランプ | ● LED | ||||||
ハイマウントストップランプ | ● LED | |||||||
フォグランプ | ◎(FF:◆2,AWD:◆1) LED | ● LED | ||||||
ドアミラー | 自動格納 | ● | ||||||
フロントワイパー | 車速連動間欠 | ● |
◆1:セットオプション(¥25,300)に含む
◆2:セットオプション(¥80,300)に含む
◆3:セットオプション(¥421,300)に含む
◆4:セットオプション(¥63,800)に含む
◆5:セットオプション(¥809,600)に含む
※装備/機能の説明については、「エクステリア関連の用語」をご覧ください。
気になるポイントは以下となります。
- 「NISMO」「NISMO tuned」にはリアのフォグランプが標準装備
エクステリア関連の装備ですが、夜間に先行車や対向車を検知してハイビームの照射範囲を変えるアダプティブハイビームが全グレードで標準装備となっています。
その他エクステリア関連の装備でグレードによる差はほとんどありませんが、悪天候時に後続車からの視認性を向上させるリアのフォグランプが、「NISMO」「NISMO tuned」ではリアバンパーに専用デザインのものが標準で装備されていますが、他のグレードではメーカーオプションとなっています。
インテリア関連装備の比較
G | G leather edition | 90周年記念車 | AUTECH | AUTECH SPORTS SPEC | NISMO | NISMO tuned | ||
インパネ | メーターパネル | ● 12.3インチマルチインフォメーションディスプレイ | ● 専用12.3インチマルチインフォメーションディスプレイ | |||||
センターディスプレイ | ◎(◆3) 9インチ △(¥214,631~) 9インチ △(¥110,281) 9インチ | ◎(◆3,5) 9インチ △(¥214,631~) 9インチ △(¥110,281) 9インチ | ||||||
ルーフ | サンバイザー | ● チケットホルダー,バニティミラー付 | ||||||
ルームミラー | デジタルミラー | ● | ||||||
ステアリング | チルトステアリング | ● 手動 | ||||||
テレスコピックステアリング | ● 手動 | |||||||
ステアリングヒーター | FF:◎(◆2) AWD:● | ◎(◆2) | ◎(◆4) | ● | ||||
シート | パワーシート | ● 運転席 | ||||||
シートヒーター | FF:◎(◆2) 前席 AWD:● 前席 | ◎(◆2) 前席 | ◎(◆4) 前席 | ● 前席 | ||||
フロントセンターアームレスト | ● コンソールボックス一体型 | |||||||
リアセンターアームレスト | ● カップホルダー付 | |||||||
リアシートアレンジ | ● 5:5分割可倒,リクライニング機能 | |||||||
ラゲッジ | トノカバー | △(¥26,400) |
◆1:セットオプション(¥25,300)に含む
◆2:セットオプション(¥80,300)に含む
◆3:セットオプション(¥421,300)に含む
◆4:セットオプション(¥63,800)に含む
◆5:セットオプション(¥809,600)に含む
※装備/機能の説明については、「インテリア関連の用語」をご覧ください。
気になるポイントは以下となります。
- 「NISMO」「NISMO tuned」は専用デザインの液晶メーター
- ステアリングヒーター、シートヒーターがFFはオプション装備、AWDは標準装備
インテリア関連の装備ですが、全グレードでメーターは情報量が充実した12.3インチのフル液晶メーターとなっており、さらに自車後方の映像をルームミラーに投影するデジタルミラーもコンパクトカーながら標準装備となっています。
その他インテリア関連の装備もグレードによる差はほとんどありませんが、注意したいのが全グレードでAWDには冬場にあると嬉しいシートの座面を温める機能を備えたシートヒーターを前席に標準で備えていますが、FFを選択した場合はメーカーオプションで追加する必要があります。
そして、「NISMO」「NISMO tuned」には他のグレードと異なるポイントとして、液晶メーター内に「NISMO」のロゴが表示される特別感のある専用デザインとなっています。
その他装備の比較
G | G leather edition | 90周年記念車 | AUTECH | AUTECH SPORTS SPEC | NISMO | NISMO tuned | ||
ドア | パワーウインドウ | ● 運転席ワンタッチ式 | ||||||
ガラス | UVカット | ● 全面 | ||||||
IRカット | ● フロント,フロントドア | |||||||
電源 | ワイヤレス充電 | ◎(◆3) | ◎(◆3,5) | |||||
USBソケット | ● 前席:type-C×1 後席:type-C×1 ◎(◆3) 前席:type-A×1,type-C×1 後席:type-C×1 | ● 前席:type-C×1 後席:type-C×1 ◎(◆3,5) 前席:type-A×1,type-C×1 後席:type-C×1 | ||||||
アクセサリーソケット | ● 前席×1 | |||||||
通信 | スマートキー | ● | ||||||
Apple CarPlay/Android Auto対応 | ◎(◆3) | ◎(◆3,5) | ||||||
コネクティッドサービス | ◎(◆3) | ◎(◆3,5) | ||||||
ETC2.0 | ◎(◆3) △(¥55,121) | ◎(◆3,5) △(¥55,121) | ||||||
空調 | オートエアコン | ● シングルゾーン | ||||||
照明 | アンビエントライト | ● インパネ,コンソール,フロントドア | – | |||||
オーディオ | 標準スピーカー | ● 4スピーカー | ||||||
社外スピーカー (BOSE) | ◎(◆3) 8スピーカー | ◎(◆3) 8スピーカー | ||||||
運転 | ナビゲーションシステム | ◎(◆3) △(¥214,631) | ◎(◆3,5) △(¥214,631) | |||||
ドライブモードセレクト | ● | ● 専用 | ||||||
ブレーキホールド | ● メモリ機能付 |
◆1:セットオプション(¥25,300)に含む
◆2:セットオプション(¥80,300)に含む
◆3:セットオプション(¥421,300)に含む
◆4:セットオプション(¥63,800)に含む
◆5:セットオプション(¥809,600)に含む
※装備/機能の説明については、「その他装備関連の用語」をご覧ください。
気になるポイントは以下となります。
- 「NISMO」「NISMO tuned」にはアンビエントライトの設定なし
- 「NISMO」「NISMO tuned」には専用ドライブモードの設定あり
その他の装備ですが、全グレードでフロントとフロントドアのガラスに断熱効果のあるIRカットガラスが採用されており、さらに走りの味付けを変えることができるドライブモードセレクトも標準装備となっています。
また、「NISMO」「NISMO tuned」のドライブモードセレクトには、他のグレードで選択できる「SPORTS」モードが「NISMO」モードに変更されており、「NORMAL」「ECO」モード含めてより走りを重視した独自のセッティングが施されています。
その代わり、「NISMO」「NISMO tuned」では走りに集中させたいという意図なのかは分かりませんが、夜間に車内をオシャレに照らすアンビエントライトの装備がありません。
安全装備、運転支援の比較
G | G leather edition | 90周年記念車 | AUTECH | AUTECH SPORTS SPEC | NISMO | NISMO tuned | ||
街中での走行時 | 衝突軽減ブレーキ | ● | ||||||
道路標識認識 | ● | |||||||
高速道路での走行時 | 先行車追従/車速維持 | ◎(◆3) | ◎(◆3,5) | |||||
先行車追従自動停止 | ◎(◆3) | ◎(◆3,5) | ||||||
車線維持支援 | ◎(◆3) | ◎(◆3,5) | ||||||
車線逸脱検知アラート/衝突回避 | ● | |||||||
後側方走行車両検知アラート/衝突回避 | ● | |||||||
カーブ等速度抑制 | ◎(◆3) | ◎(◆3,5) | ||||||
ドライバー異常時対応 | ◎(◆3) | ◎(◆3,5) | ||||||
駐車や発進/後退時 | 踏み間違え抑制 | ● | ||||||
前後方障害物衝突検知アラート | ● | |||||||
後退時後方左右接近車両検知アラート | ● | |||||||
視界の拡張 | 360°モニター | ● | ||||||
デジタルミラー | ● | |||||||
その他 | ドライブレコーダー | △(¥69,982~) |
◆1:セットオプション(¥25,300)に含む
◆2:セットオプション(¥80,300)に含む
◆3:セットオプション(¥421,300)に含む
◆4:セットオプション(¥63,800)に含む
◆5:セットオプション(¥809,600)に含む
※装備/機能の説明については、「安全装備、運転支援関連の用語」をご覧ください。
気になるポイントは以下となります。
- プロパイロット(先行車追従/車速維持、先行車追従自動停止、カーブ等速度抑制)やプロパイロット緊急停止支援システム(ドライバー異常時対応)はオプション設定
『ノート オーラ』は、安全装備、運転支援が最も充実した区分となる「サポカーSワイド※1」の対象車となっている、安全性の高いクルマとなっています。
※1:衝突軽減ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い急発進抑制装置、車線逸脱警報、先進ライト搭載
昨今求められるような安全装備、運転支援は一通り設定されていますが、高速道路走行時に設定した速度や先行車を一定の距離で追従するようペダルやシフト操作を自動アシストする機能や、車線や先行車を認識し車線中央を維持するようステアリング操作を自動アシストする機能などを備えた「プロパイロット」が全グレードでメーカーオプションとなっているので、安全装備、運転支援を充実させるためには追加する必要があります。
まとめ
以上を踏まえて、次のポイントが筆者が考える比較検討をする際の判断ポイントになります。
ノート オーラ「G」「G leather edition」を選ぶポイント
- 外装や内装の質感以外の装備や機能面が上位グレードと同等で、最も初期費用を抑えられる
ノート オーラ「90周年記念車」を選ぶポイント
- 装備や機能面は「G」と同等で十分だが、90周年記念車というプレミア感が欲しい
ノート オーラ「AUTECH」を選ぶポイント
- スポーティな見た目となる専用のエクステリアとインテリアの装備
- 専用のバイトーンのボディカラー(オーロラフレアブルーパール×スーパーブラック)を選択可能
ノート オーラ「AUTECH SPORTS SPEC」を選ぶポイント
- 「AUTECH」に走りを重視した専用装備の追加と専用チューニングが施され、より上質な走りを愉しめる
ノート オーラ「NISMO」を選ぶポイント
- AUTECH以上にスポーティな見た目となる専用のエクステリアとインテリアの装備
- クルマとの一体感向上させる専用のRECARO製スポーツシートを選択可能
- 専用のバイトーンのボディカラー(NISMOステルスグレー×スーパーブラック、ブリリアントシルバー×スーパーブラック、ダークメタルグレー×スーパーブラック)を選択可能
ノート オーラ「NISMO tuned」を選ぶポイント
- リアモーターの出力を向上させ、「NISMO」からさらに走行性能を高める専用のチューニングが施されたことで、より力強くスポーティな走りが楽しめる
以上、「日産『ノート オーラ』の各グレード、比較してみた!」でした。
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